変数
変数宣言 ▲
Python は動的型付け言語なので実行時に自動的に型を判定してくれる
変数に格納したあと型を確認してみると以下のように判定されていることがわかる
num = 1
name = 'Mike'
is_ok = True
print(num, type(num)) # 1 <class 'int'>
print(name, type(name)) # Mike <class 'str'>
print(is_ok, type(is_ok)) # True <class 'bool'>
ここでさらに、int と判定されたものに str を入れた場合、型が上書きされることがわかる
num = 24
name = 'Jobs'
num = name
print(num, type(num)) # Jobs <class 'str'>
型の宣言に関しては下記の方法で記載することができる
ただし、あくまで記載できるだけであり、実際に中身を間違った使い方されると型が変わってしまうため、あまり書く必要はない
どちらかというと変数・関数名の命名規則やドキュメントコメントなどを丁寧に作っていくことが解決策となるかもしれない
num: int = 1
name: str = '999'
# str を int にキャストして代入する
new_num = int(name)
print(new_num, type(new_num)) # 999 <class 'int'>
# int で宣言した num に str をキャストせずに代入する
num = name
print(num, type(num)) # 999 <class 'str'> ← str に書き変わってしまっている
命名規則 ▲
Python の命名規則についてはガイドラインに記載があるが、こちらのページがわかりやすかったので要参照
大まかな部分だけとりあえず抜き出しておくと下記の表の通りである
対象 | 規則 | 例 |
---|---|---|
クラス名 | パスカルケース | MySampleClass |
型変数 | パスカルケース | MySampleType |
メソッド名 | スネークケース | sample_method |
関数名 | スネークケース | sample_function |
変数名 | スネークケース | created_at |
定数名 | 大文字スネークケース | INTERVAL_TIME |
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